デンソー、技能五輪で出場した全職種で入賞

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デンソー、技能五輪で出場した全職種で入賞
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デンソーと、デンソーの技術・技能研修を担当するデンソー技研センターは、14日から21日まで静岡県で開催された2007年ユニバーサル技能五輪国際大会で、出場した全職種で入賞した。 

第39回技能五輪国際大会に、日本代表として「抜き型」、「製造チームチャレンジ(MTC)」、「移動式ロボット」に出場し、抜き型と移動式ロボットで金メダル、MTCで銀メダルを獲得した。

海外拠点からはタイ代表として「CNC旋盤」と、インドネシア代表として「工場電気設備」に出場し、CNC旋盤で銀メダルを獲得し、工場電気設備は敢闘賞を受賞した。

 また第7回国際アビリンピックに初出場し、「電子機器組立及びテスト」で金賞・銀賞を、「電子回路接続」で金賞・銀賞・銅賞を受賞した。 

2007年ユニバーサル技能五輪国際大会は、大会史上初めて、技能五輪国際大会と国際アビリンピックが同時に開催されたもの。

技能五輪国際大会は、参加国における職業訓練の振興と青年技能労働者の国際交流を図ることを目的に、1950年に第1回大会がスペインで開催され、2年に1度開催される。出場資格は、多くの職種で大会開催年に満22歳以下であること。

今大会には、46の国と地域から47職種(正式職種:38、デモンストレーション職種:4、ホストメンバー職種:5)、813人が参加した。

デンソーは、1971年の第回技能五輪国際大会に初めて出場して以来、今大会を含め56職種64人(海外グループ会社所属の選手3人を含む)が出場し、国際大会での通算成績は金メダル22個、銀メダル11個、銅メダル11個、合計44個で、メダル獲得率は78.6%。 

国際アビリンピックは、障がいのある人の職業的自立の促進と職業技能の向上、事業主と社会一般の理解を増進することを目的に、1981年の「国際障害者年」を記念して、第1回大会が東京で開催され、おおむね4年に1度開催されている。今大会には、23の国と地域から30職種、360人が参加した。

《高木啓》

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