損保ジャパン、計画遅れから中期経営計画を見直しへ

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損害保険ジャパンは、2006年11月に公表した3か年(2006年度から2008年度)の中期経営計画「損保ジャパン再生プラン」の正味収入保険料増率の数値目標を下方修正した。

損保ジャパンは、2006年度以降、業務改善計画の完遂、保険金不払い問題・保険料誤り問題の解決、再発防止策の実行といった会社基盤整備にかかる各種業務適正化対応や、業務の品質向上に取り組んできた。これに伴って、再生プランで掲げた成長戦略に一部当初計画から遅延していることや、新車登録車の販売低迷、新規住宅着工件数の減少といった外部環境の悪化で計画を見直す。

2008年度の正味収入保険料1兆4500億円としていたものを1兆3900億円に計画を下方修正する。

同社では、引き続き「再生プラン」をベースにして、「信頼回復」、「社会への貢献」、「お客さま第一の実現」に向けた取り組みを最優先に実行するとともに、「コーポレートガバナンス・リスク管理・コンプライアンスの実効性向上」や「風通しのよい企業風土となる仕組みづくり」にも取り組むとしている。

《レスポンス編集部》

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