無免許運転の18歳少年、ケガが回復したため逮捕

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クルマを無免許運転し、対向してきた原付バイクに衝突して運転者を死亡させる事故を起こしたとして、神奈川県警は7日、横須賀市内に在住する18歳の少年を自動車運転過失致死傷などの容疑で逮捕した。

神奈川県警・金沢署によると、事故が起きたのは10月28日の午後5時50分ごろ。横浜市金沢区東朝比奈付近の市道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた51歳の男性が運転する原付バイクに正面衝突した。バイクは弾き飛ばされるようにして転倒。運転していた男性は頭部を強打し、意識を回復しないまま事故から4日後に死亡している。

クルマは衝突を回避しようと急ハンドルを切ったが、この弾みで道路左側のガードレールと街路樹へ次々に衝突。最終的には横転大破し、運転していた18歳の少年が足を骨折する重傷、同乗の女性1人が打撲などの軽傷を負った。

クルマを運転していた少年は無免許だったことが後に判明。重傷を負っていたこともあり、事故当日の逮捕は見送ったが、ある程度は回復して「留置に問題なし」と判断されたことから、7日に自動車運転過失致死傷と道路交通法違反(無免許運転)の容疑で逮捕している。

《石田真一》

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