大同工業が発表した2007年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比16.8%増の5億8000万円と増益だった。売上高は同5.4%増の244億6900万円と増収だった。
二輪車用チェーンは海外での受注が好調で、補修用も欧州を中心に売上げが伸びた。さらに四輪車用チェーンは、新機種用のチェーンやスプロケットの完成車メーカーへの量産納入を開始、ディーゼルエンジン用チェーンの受注が増えたため、増収となった。
リムホイール関連事業が二輪車用、バギー用が不振だった。
営業利益は、売上げの伸びなどで同30.6%増の12億5600万円、経常利益が同24.2%増の12億1900万円と増益だった。
通期業績見通しは、売上高が同2.0%増の485億円、営業利益が同4.1%減の24億円、経常利益が同6.4%減の23億円、当期純利益が同13.7%減の10億円と増収減益となる見通し。