東京モーターショーの記者会見でスズキの代表取締役・津田紘氏は、「いま世界的に小さな車が求められている。昨年スズキは240万台を販売した。環境問題と走行性能を高レベルで融合させた車を開発し続けているため、多くのお客様に支持されているのだろう」とコメントした。
今回出展されたのはコンセプトカーが多い。ブリーフィングで発表されたのは、スポーツワゴン『コンセプト Kizashi 2』と、ユーティリティビークル『X-HEAD』、4人がゆったり乗れる軽自動車『PALETTE』、2008年春から欧州で市場に投入するコンパクトカー『スプラッシュ』。さらに、一人乗り低速移動ツール『PIXY』と、PIXYが2台乗せて走る『SSC』(スズキ・シェアリング・コーチ)という、未来の乗り物を意識して開発されたコンセプトカーも発表された。
2008年からスズキは「SX4 WRC」を用いてWRCに本格参戦する。発表会の最後に津田氏は、「出展した車から、スズキのチャレンジスピリットを感じとってほしい。そして、このブースではスズキが提案する未来の車を楽しんでください」と語った。