横浜ゴムは、千葉県・幕張メッセで開催される「第40回東京モーターショー2007」に出展すると発表した。
今回は「ころがる」をテーマに、タイヤのころがり抵抗の違いを目で見てわかる2つの実験コーナーを設け、ころがり抵抗の低減と省燃費性能の重要性を訴求する。
ころがり抵抗の実験コーナーの一つ「ころがりトルネード」は、らせん状の下り坂でゴム性質の異なる2つのボールをころがす。もう一つの「ころがりレーシング」は、帆を張ったミニカーに性質の違うゴムタイヤを装着し、同じ風力をかける。両コーナーともボールのころがる回数の違いや、ミニカーの進む距離によって、ころがり抵抗が小さいほど長距離走れることが目で見てわかるように工夫した。
また、片山右京氏がころがり抵抗と燃費の関係を解説するビデオ上映も予定している。
展示商品では、オレンジオイルを採用し、「エコタイヤDNA」シリーズ中で最高のころがり抵抗20%低減とグリップ力を両立した『DNA dB super E-spec』やエコタイヤDNAシリーズをフルラインアップで展示する。さらに、ころがり抵抗の低減に加え、ケーシングの長寿命化によって耐久性と耐摩耗性を高めたトラック・バス用タイヤの新エコブランド「ZEN」(ゼン)を紹介する。
タイヤ商品以外にも、安全性の確保と本来のタイヤ性能の発揮に貢献するタイヤ空気圧モニタリングシステムとして、乗用車用「AIR watch」とトラック・バス用「HiTES」を展示する。