14日の日曜日、栃木県ツインリンクもてぎでBERCドラッグレーシング選手権第3戦が開催される。今回が07シーズンの最終戦となる。主催はビッグエンドレーシングクラブ(BERC)。
ドラッグレースとは、4分の1マイル=402.33mの直線を2台で走って、どちらが速いかを競う、わかりやすいアメリカンモータースポーツのひとつ。BERCドラッグレーシング選手権は、本場アメリカのドラッグレースの協会NHRAの協力を得ているのが特徴のひとつだ。
カテゴリーは、市販のクルマやバイクを改造したプロストック系から、細長い専用車両に6000馬力ものエンジンを搭載した最高峰「トップフューエル」まで多彩。日本独自のニッサンスカイライン『GT-R』(R32−34)のみが出場できる「S-GTR」などのカテゴリーもある。
また、注目はデモンストレーション走行を行う、世界屈指のジェットカー『SECRET WEAPON』。米陸軍『M1』戦車を模した砲身付きのデザインも特徴的だが、世界でも例を見ない1万7000馬力ものジェットエンジンを装備している点が最大のポイントだ。スタート前、後方に20mも吹き出す爆炎は、同大会の見所のひとつとなっている。
入場券は、当日券が大人(高校生以上)2800円、小人(3歳−中学生)700円。パドックパスは大人2500円、小人500円となっている。