5日早朝、岩手県北上市内の国道107号を走行中の乗用車が対向車線側に逸脱し、対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突する事故が起きた。乗用車は大破し、運転していた56歳の男性が死亡している。
岩手県警・北上署によると、事故が起きたのは5日の午前5時50分ごろ。北上市和賀町横川目4地割付近の国道107号を走行していた56歳男性の運転する乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた大型トラックと正面衝突した。
乗用車は衝突によって大破。運転していた男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因で約1時間30分後に死亡している。大型トラックも小破しているが、運転していた35歳の男性にケガはなかった。
現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。警察の調べに対してトラックを運転していた男性は「乗用車が突然飛び込んできた」などと話しているという。