9月28日未明、神奈川県横浜市保土ヶ谷区内の横浜横須賀道路下り線で、逆走してきたとみられるワゴン車と、順走していた大型トラックが高速度で正面衝突する事故が起きた。双方のクルマは大破。運転者2人が即死している。
神奈川県警・高速隊によると、事故が起きたのは9月28日の午前3時15分ごろ。「横浜市保土ヶ谷区権太坂付近の横浜横須賀道路下り線の追越車線で、大型トラックとワゴン車が大破している」との通報が寄せられた。
同隊の隊員が現場に急行し、大破しているワゴン車と大型トラックを確認。ワゴン車を運転していた45歳の男性と、大型トラックを運転していた32歳の男性はすでに死亡していた。2人とも即死とみられている。
現場は片側3車線の緩やかなカーブ。事故の状況から双方のクルマは正面衝突をしたとみられており、ワゴン車が逆走していた可能性が極めて高いという。逆走車の目撃情報もあり、警察では進入ルートなどの特定を急いでいる。
この事故の影響により、横浜横須賀道路下り線は現場を含む新保土ヶ谷ジャンクション〜狩場インターチェンジ間が約7時間渡って通行止めとなり、一時は最大15kmの渋滞も発生した。