9月28日未明、栃木県鹿沼市内の東北自動車道上り線で、大型トラック3台が関係する多重衝突事故が発生した。1台は衝突の弾みで路外に転落。この事故では3人が重軽傷を負ったほか、現場を含む区間が約7時間30分に渡って通行止めとなった。
栃木県警・高速隊によると、事故が起きたのは9月28日の午前2時ごろ。鹿沼市上石川付近の東北自動車道上り線で、第1車線を走行していた大型トラックに対し、後ろからきた別の大型トラックが追突した。
追突側のトラックはガードロープを突き破って路外に転落。約5m下にある市道で大破している。被追突側のトラックは横転滑走し、3車線を塞ぐような状態で停止、これに別の後続トラック1台がさらに衝突。結果として大型トラックばかり3台が関係する多重衝突事故に発展、3人が重軽傷を負った。
現場は片側3車線の直線区間。この事故の影響により、現場を含む東北道上り線の鹿沼インターチェンジ−栃木都賀ジャンクション間が約7時間30分間に渡って不通となった。