横断歩道を渡っていた女性、路線バスにはねられ死亡

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17日夕方、兵庫県神戸市西区内の国道175号で、横断歩道を歩いていた43歳の女性が進行してきた神姫バスが運行する路線バスにはねられた。女性は頭部を強打して収容先の病院で死亡。警察は38歳のバス運転手の男を逮捕している。

兵庫県警・神戸西署によると、事故が起きたのは17日の午後4時55分ごろ。神戸市西区神出町小束野付近の国道175号で、横断歩道を渡っていた43歳の女性が進行してきた神姫バスが運行する路線バスにはねられた。

女性は路上へ転倒した際に頭部を強打。近くの病院に収容されたが、事故から約3時間30分後に死亡している。警察では38歳のバス運転手の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性の死亡後は容疑を同致死に切り換えて調べを進めている。

現場は信号機の無い交差点。警察の調べに対して男は「対向してきたバスに気を取られ、横断している女性に気づかなかった」などと供述している。

神姫バスは今月15日にも神戸市中央区内の国道2号で歩行者を死亡させる事故を起こしており、警察では運転手の勤務状態についても調べを進める方針だ。

《石田真一》

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