25日午後、徳島県徳島市内の市道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱し、順走していたバイクと衝突する事故が起きた。バイクを運転の男性は重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察は後に60歳の男を逮捕している。
徳島県警・徳島東署によると、事故が起きたのは25日の午後3時40分ごろ。徳島市昭和町3丁目付近の市道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた59歳の男性が運転するバイクと衝突した。
バイクは転倒。運転していた男性は路上に投げ出され、右足を骨折するなどの重傷を負ったが、クルマはそのまま現場から逃走した。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場近くに住む60歳の男が容疑に関与したものと断定し、自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。
現場は片側1車線の直線区間。調べに対して男は「覚えがない」などと話しているという。警察では逃走の動機について、引き続き調べを進めている。