カツオ11トンが道路ふさぐ 名神高速

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27日未明、京都府大山崎町内の名神高速道路下り線で、普通トラックや大型トラックなど、車両4台が関係する多重衝突事故が発生した。大型トラックの荷台が小破し、積荷のカツオ約11トンが路上に散乱した。

京都府警・高速隊によると、事故が起きたのは27日の午前0時35分ごろ。大山崎町下上野付近の名神高速下り線で、車線変更を行おうとした普通トラックが隣の車線を走る大型トラックと衝突した。普通トラックは衝突の弾みで横転。そのまま滑走し、前方で渋滞のために停車していたタクシーと乗用車に追突するなど、車両4台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で普通トラックを運転していた19歳の男性が頭を強打する軽傷、タクシーと乗用車に乗っていた男女3人が打撲など軽傷を負い、いずれも近くの病院に収容されて手当てを受けている。

大型トラックは衝突によって荷台部分が小破。積荷のカツオ約11トンが周囲に散乱した。この撤去作業に手間取り、名神高速下り線は事故現場を含む大山崎ジャンクション−京都南インターチェンジ間が約6時間に渡って不通となった。

《石田真一》

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