尼崎の死亡ひき逃げ、タクシーと衝突のワゴン車から繊維を検出

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兵庫県警は3日、兵庫県尼崎市内の県道で6月23日に発生した死亡ひき逃げ事故について、この事故の直後にタクシーと衝突事故を起こしたワゴン車から、被害者の着衣と同じ繊維を発見したことを明らかにした。タクシー衝突事故の現場から発見されなかったドアミラーが、ひき逃げ事故の現場からは発見されているが、被害者と衝突したことを示す痕跡が発見されたのは初となる。

兵庫県警・尼崎北署によると、問題の事故は6月23日夜に発生した。尼崎市南塚口町付近の県道で、道路左側の歩道を歩いていた29歳の男性が車道側から蛇行してきたワゴン車にはねられた。男性は転倒した際に頭を強打して間もなく死亡したが、クルマはそのまま逃走。この事故の現場から約800m離れた尼崎市三反田町3丁目付近で2人が死亡するタクシーとワゴン車の衝突事故が発生しており、警察では関連を調べていた

捜査の結果、タクシーとの衝突事故からは発見されなかったワゴン車のミラーがひき逃げ事故の現場から発見されており、警察ではひき逃げ事故についてもワゴン車が起こしたものと断定。タクシーとの衝突を起こしたとして自動車運転過失致死の容疑で逮捕・送検した50歳の男をひき逃げ容疑でも調べていた。

これまでは物的証拠と目撃証言のみで、死亡ひき逃げ事故の被害者とワゴン車が衝突したという直接的な証拠は見つかっていなかった。だが、車体の検証を進めた結果、数本の繊維が車体左側に付着しているのを発見。分析を進めたところ、被害者が事故当時に着ていた衣服と同じということが判明したという。
《石田真一》

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