アイシン精機の子会社豊生ブレーキ工業は、岐阜県土岐市泉町にプレス溶接加工の生産工場を新設すると発表した。投資額は約25億円。
豊生ブレーキはこれまで、本社工場で主力製品であるドラムブレーキとアクスルハウジングやエアサスチャンバーなどのプレス溶接加工部品を生産してきた。ドラムブレーキの受注拡大に伴って本社工場が手狭になったため、県外で初めてとなる、国内5番目の生産拠点を土岐市泉町に新設する。
新工場の敷地面積は約4万8000平方メートルで、建屋面積が6000平方メートル。2008年9月に操業する予定で、従業員数は150人を予定している。新工場では売上高60億円を見込んでいる。
同社では新工場建設を機に、各事業所の生産体制も再構築し、増産体制を整える方針だ。