埼玉県警は27日、埼玉県さいたま市北区内の市道で出会い頭衝突事故を起こしそうになったことに腹を立て、自転車で飛びだしてきた小学生の顔面を殴打したとして、35歳の男を傷害の現行犯で逮捕した。容疑を認めているという。
埼玉県警・大宮署によると、事件が起きたのは27日の午後7時35分ごろ。さいたま市北区大成町4丁目付近の市道で、35歳の男が運転する乗用車と、12歳の小学6年生男児が乗る自転車が交差点で出会い頭の衝突事故を起こしそうになった。
男は小学生に対して「危ないだろう」と口頭で注意したが、小学生がこれに対して反論。これに腹を立てた男は児童の着衣をつかみ、平手で顔面を殴打。全治1週間の軽傷を負わせたという。
調べに対し、男は殴った容疑を認めており、「男児は歩道を勢いよく走ってきた。ぶつかりそうになったので腹が立った」などと話しているようだ。