横断中の車いすに乗用車が突っ込む

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20日朝、福岡県久留米市内の国道209号で、道路を横断していた車いすに乗用車が衝突する事故が起きた。車いすに乗っていた女性は死亡。これを押していた介護の女性も弾き飛ばされ、頭部強打の重傷を負っている。

福岡県警・久留米署によると、事故が起きたのは20日の午前8時10分ごろ。久留米市荒木町付近の国道209号を横断しようとしていた車いすの94歳の女性と、この車いすを押していた67歳の介護士の女性が進行してきた32歳の男性が運転する乗用車にはねられた。

2人は車いすごと弾き飛ばされ、乗っていた女性は出血性ショックで間もなく死亡。介護士の女性も頭部を強打する重傷を負い、近くの病院に収容されて手当てを受けている。クルマは小破したが、運転していた男性にケガはなかった。

現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。信号機や横断歩道が設置されていない場所だった。警察ではクルマを運転していた男性と介護士の女性から業務上過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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