ヨロズが発表した2007年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比22.4%増の44億4500万円で大幅増益となった。
売上高は同8.8%増の1193億1000万円で順調に伸びた。主要得意先の日産自動車向けの部品売上げは減少したものの、その他の自動車メーカー向けの販売が好調で増収となった。
経常利益は売上げの伸びに加え、グループあげて原価低減、生産性向上運動に取り組んだ結果、同17.8%増の45億4000万円、当期純利益が同26.7%増の30億3500万円だった。
2008年3月期の連結決算業績見通しは、売上高が同8.0%減の1098億円、営業利益が同8.7%減の40億6000万円、経常利益が同13.7%減の39億2000万円、当期純利益が同15.7%減の25億6000万円と減収減益の見通し。国内新車販売が低迷する見通しに加え、競争激化で収益も悪化する見通しなため。