日本特殊陶業は1日、米国子会社、米国特殊陶業のウエストバージニア工場内に、スパークプラグの生産ラインを新設すると発表した。08年6月に稼働する。
同社は米国では、カリフォルニア州のアーバイン工場で、スパークプラグを生産している(年間生産能力4000万個)。酸素センサの組み立てを行う、ウエストバージニア工場は、自動車メーカーの多い地域に近いことから、需要増に対応し、同工場でもスパークプラグを生産することにした。
既存工場敷地内に約17億円かけ、延べ床面積約7900平方メートルの新工場を建設する。年間2000万個を生産する計画。