前田金属工業は、第3四半期累計(2006年6月-2007年2月期)の連結決算を発表した。
売上高は33億1400万円だった。作業工具類は工作機械や設備投資関連向けを中心に、販売は好調に推移した。
トラックのハブ問題などから、締付力管理分野の関心が高まり、締付力管理・測定商品群の付加価値の高い製品の販売が伸びた。
機器類も国内では都市部で活発な民間需要を背景に、超高力ボルト用レンチの販売が好調で、海外市場でも好調なアジア向け販売や依然として米国向けも伸びた。
収益面では、売上高の増加で、営業利益が4億1800万円、経常利益が5億1900万円、当期純利益が2億4700万円だった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。