イギリスのスポーツカー・スペシャリスト、コンノート(Connaught)は、英国ウエールズにヘッドクォーターと開発・生産拠点を設立する。投資額は総額1200万ポンド(28億円)にのぼる。
コンノートは、1950年代にイギリスで一世を風靡したF1コンストラクターで、2002年に復活を遂げたブランド。ウエールズの生産拠点では、コンノート『タイプD GT シラキュース』(Syracuse)を2007年から生産する。同車は、コンノート製のスーパーチャージャー付き2リットルV10エンジン(300bhp)を搭載している。
また、ハイブリッドバージョンのコンノート『タイプD V10スポーツクーペ』の生産も予定されている。こちらは0-60マイル/h(0-96km/h)加速が6.2秒、最高速度は150マイル/h(240km/h)。
2007年から生産を開始し発売は2008年からを予定している。生産台数は、初年度が100台、2年度目が250台、5年後には1000台をめざしている。