落とした荷物を拾おうとしたライダー、はねられ死亡

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1日午前、神奈川県伊勢原市内の東名高速道路上り線で、路肩付近を歩いていた36歳の男性が走行中のワゴン車にはねられて死亡する事故が起きた。男性はバイクによるツーリング中で、仲間が落としたリュックを拾おうとしていたとみられる。

神奈川県警・高速隊によると、事故が起きたのは1日の午前11時45分ごろ。伊勢原市東富岡付近の東名高速上り線で、路肩付近を歩いていた36歳の男性が、第1車線を走行してきた57歳男性が運転するワゴン車にはねられた。男性は全身を強打し、間もなく死亡している。

男性はバイクでツーリング中だったが、仲間が本線上にリュックを落としたため、これを回収しようと路肩にバイクを止め、徒歩で向かっていた。衝突したクルマはリュックを避けようと急ハンドルを切った結果として路肩に接近。男性をはねたものとみられている。

この事故の影響により、東名高速上り線は現場を含む秦野中井〜厚木インターチェンジ間が約2時間に渡って通行止めとなった。

《石田真一》

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