日本自動車販売協会連合会が2日発表した06年度の登録車新車販売台数は、前年度にくらべ8.3%減の358万7930台となり、4年連続のマイナスとなった。
1990年度以降、登録車の販売が360万台を割り込んだことはなく、登録車は需要の減少に歯止めがかからない状況だ。
車種別では、普通乗用車が前年度比2.3%減の122万7821台だったのに対し、小型乗用車が同13.5%減の180万308台と2ケタの減少となった。代替期間の延長のほか、小型乗用車の場合、軽自動車に需要がシフトしていることも、大幅なマイナスの要因と見られる。
貨物車は排出ガス規制による需要増が一巡し、前年度にくらべ2.6%減の54万2756台となった。