日本自動車工業会の張富士夫会長は、自工会がまとめた2007年度の国内新車需要見通しがマイナスとなったことに関して「魅力ある商品の投入で少しでも上乗せを図っていきたい」と予測以上の販売に期待感を示した。
張会長は「国内販売は、軽自動車もマイナスとなる見通しで、登録車はずっとここのところ少しづつ台数が減って、1、2月も、3月半ばまでもマイナス傾向が続いている」と述べ、国内新車市場が依然として低迷していることから、販売見通しをマイナスにしたことを明らかにした。
その上で、販売回復に向けては「もう少し魅力的な新車を出して、市場を挽回したい。市場は成熟化していると思う。努力しないといけない」と、努力不足を指摘した。