前方に停車していた車両を見落とす? 追突で2人死傷

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3日夕方、北海道釧路市内の国道38号で、車両点検のために路肩に停車していた大型トレーラーに対し、後ろから走ってきた普通トラックが追突した。トラックは大破し、助手席に同乗していた男性が死亡した。

北海道警・釧路署によると、事故が起きたのは3日の午後4時45分ごろ。釧路市音別町中音別付近の国道38号で、42歳の男性が運転する普通トラックが、路肩に停車していた大型トレーラーに追突した。

トラックは運転席部分が大破。助手席に同乗していた37歳の男性が胸部を強打し、間もなく死亡。車外で点検作業を行っていたトレーラーの運転手も動いた衝突によって押し出された車両と接触し、打撲などの軽傷を負っている。

現場は片側1車線で、見通しの良い直線区間。道路は乾燥状態にあったが、当時はすでに日没を迎えていて薄暗かった。警察ではトラックを運転していた男性から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いているが、前方不注意が事故の原因とみられている。

《石田真一》

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