鳥取で起きた多重ひき逃げの容疑者を逮捕

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鳥取県警は3日、今年10月に鳥取県鳥取市内で死亡ひき逃げ事故を起こした23歳の男を逮捕した。この事故では2台のクルマが関与しており、最初にはねた運転者はすでに逮捕・起訴されている

鳥取県警・鳥取署によると、問題の事故は10月31日の午後11時20分ごろに発生している。鳥取市雲山付近の県道を自転車で横断しようとしていた24歳の男性が、左側から進行してきたRVにはねられた。男性は対向車線側に弾き飛ばされ、直後に進行してきたワゴン車にもはねられて死亡した。

事故を起こした2台のクルマはそのまま現場から逃走。RVは数キロ先で放置されているのが発見されたが、このクルマを運転していた31歳の男は11月7日に出頭。無免許運転の発覚を恐れて逃げたことを認め、業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ、無免許)の容疑で逮捕。後に同罪で起訴された。

警察では対向車線で事故を起こしたクルマの行方も追っていたが、目撃情報などから鳥取市内に在住する23歳の男が容疑に絡んだものと断定。3日までに業務上過失致死と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。だが、男は「人をひいたという認識がない」として容疑を否認している。

《石田真一》

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