高速度でスピンして複数回の衝突、2人死傷

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24日夜、埼玉県東松山市内の県道を走行中のクルマが高速度でスピンし、ガードレールや踏切の遮断機などに激突する事故が起きた。クルマは大破し、乗っていたブラジル国籍の男性2人が死傷している。

埼玉県警・東松山署によると、事故が起きたのは24日の午後9時35分ごろ。東松山市下青鳥付近の県道を猛スピードで走行していた乗用車がカーブを曲がりきれずにガードレールに衝突。スピンしながら東武東上線の踏切内に進入し、遮断機の支柱にも衝突した。

クルマは複数回の衝突で原型を留めないほど大破。助手席に同乗していたブラジル国籍を持つ20歳の男性は全身強打で間もなく死亡。運転していた24歳の男性も胸部強打の重傷を負っている。

現場は緩やかな左カーブ。クルマは速度を維持したまま強引にこれを曲がろうとして急ハンドルを切った状態となって道路左側のガードレールに衝突。これが原因でバランスを崩し、スピンに至ったものとみられている。警察では運転していた男性の回復を待ち、業務上過失致死容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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