【日産 スカイライン 新型発表】安全装備アップデート

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新型日産『スカイライン』(20日発表)は走りや快適性といった基本性能ばかりでなく、先進装備も旧型に比べ、大幅なアップデートを受けている。とくに充実しているのは安全装備。

クルマを意のままにコントロールできる高い操縦性をめざして開発された世界初の4輪アクティブステア(4WAS)は、ファンtoドライブと安全を両立させるデバイス。

VDC(車両安定装置)は高級車では今やすっかりおなじみの装備だが、スカイラインのそれは単にクルマをスピンに陥らせないだけでなく、ドライバーの操縦パターンを徹底的に研究し、スポーティドライブの邪魔にならないようセッティングされているという。このあたりは欧州車に似たチューニング指向だ。

ほか、インテリジェントクルーズコントロールと連動したインテリジェントブレーキアシスト、前席緊急ブレーキ感応型プリクラッシュセーフティシートベルト、左右、後方の死角を解消するサイドブラインドモニター、バックビューモニター、ステアリングの操舵角と車速によって最適な照射方向を決定するアクティブAFSなど、多彩な安全装備がオプション設定されている。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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