米ソネット・テクノロジーズは24日、複数の『iPod』に対応、iPodに保存されたコンテンツを無線を介して車載のFMラジオから再生するFM トランスミッタ、『iFreq』(アイフリーク)を正式に日本発表した。
iPodからのデータ転送には、ドックコネクタからのラインアウト・シグナルを使用する。ドックコネクタを搭載するiPodなら、新旧いずれのモデル、メモリ容量でも同じ性能を発揮する。
運転中にも容易に周波数設定を変更したり、選曲したりできる操作性も特徴のひとつとされる。76.0−90.0 MHzの広域な周波数の中から、上下のボタンの操作だけで0.1MHz毎に周波数を変えられるデジタルチューニングとなっている。ディスプレイはバックライト付き。
さらに「iPod nano」用にはクレードルが付属。1G、そして最新モデルの2Gいずれにもフィットし、2G iPod nanoで使用可能な車載マウント機能を搭載した数少ないFMトランスミッタだ。
ソネット(本拠:米国カリフォルニア)はアップル「Macintosh」コンピュータ用拡張製品、iPod用アクセサリの開発と製造販売をグローバルに展開する業界のトップメーカー。PowerPCプロセッサを使用したコンピュータ製品のメーカーとしては、コンピュータ業界第1位。
iFreqは、米『MacWorld』誌において「年間ベストiPodアクセサリ賞」受賞を始め、定評ある『PodFreq』の音質、機能をそのまま受け継いで、さらに車載に特化した操作性を考慮した製品。「数あるFMトランスミッタの中でも性能面で秀でた『逸品』というにふさわしい自信作」とメーカー。
iFreqのメーカー希望小売価格は1万0480円。