北米日産では、オンライン広告戦略をもとにマイクロソフト社との提携を劇的に深めることを発表した。
これにより日産はマイクロソフトのMSN、ウィンドウズライブ、ライブサーチ、Xbox、ウィンドウズモバイルなどのデジタル広告ソリューションを使用し、ユーザーとのデジタルタッチポイントを増やすことができる。またマイクロソフトのコンテンツ開発社と直接に業務を行うことで、ターゲットをより明確化したユーザーへの接触が可能になるという。
北米日産のマーケティング副社長、ジャン・トンプソン氏は、「日産がターゲットとする層はよりモバイルなライフスタイルを送り、ユーザー全体がオンラインに費やす時間も非常に増加している」と今回の提携がユーザーによりダイレクトにつながる戦略であることを強調。
マイクロソフトのデジタル広告ソリューションは、広告主をPC、Xbox、携帯電話、PDAなどのデバイスを通してターゲット化された視聴者とダイレクトにつなぐことを目的にしている。これらのチャンネルを通して広告主が到達できる視聴者は月間で4億6500万人に達するという。
また今回の提携内容の中には、Xbox専用のゲーム『フォルツァ・モータスポーツ2』のスポンサーも含まれており、ゲーム内やゲームに連動するイベントで日産の露出度が高くなることが予想される。