刺すだけでは足らず、クルマで故意にはねた女

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高知県警は11日、トラブルから男性を包丁で刺し、さらにはクルマでひくなどしてこの男性を殺害しようとしたとして、39歳の女を殺人未遂容疑で逮捕した。女が住んでいるマンションからは火災が発生しており、警察では放火容疑でも調べを進めている。

高知県警・高知署によると、事件が起きたのは11日の午前7時ごろ。高知市東雲町付近で不動産会社を経営する男性から「知人の女に刃物で刺された」という通報が警察に寄せられた。出動した同署員が腹部から血を流した状態の男性が道路上に倒れているのを発見。男性は足も骨折しており、全治3カ月あまりの重傷を負っていた。

病院に搬送される直前の簡単な事情聴取に対し、この男性は「知人の女に殺されそうになった」と証言。会社事務所で女と話をしていた際にを包丁で腹を刺され、助けを求めて外に逃げ出したところ、女が運転するクルマにはねられていたことがわかった。

警察では殺人未遂事件として捜査を開始。午前8時ごろに容疑者である39歳の女を市内で発見。職務質問の際に容疑を大筋で認めたために殺人未遂容疑で逮捕した。女は被害男性が経営する会社に昨年まで勤務していたという。

また、午前7時50分には女が住むマンションの部屋から火災が発生しており、警察では女が自ら火を放ったとみて、現住建造物等放火の容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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