BMW MシリーズのV10が生産累計2万台

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BMW MシリーズのV10が生産累計2万台
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BMWは、507馬力の出力を発生させ、際立った性能を持つBMW『M5』、『M6』用のエンジンの生産累計台数が、発売から2年間で2万基に達したと発表した。

2万基目は、数日前にミュンヘンにあるBMW工場の特別エンジン組み立てラインで生産された。2005年に生産が開始されたこのV10エンジンは国際的に有名な「エンジン・オブ・ザ・イヤー」賞を7つも獲得している。

このエンジンはF1のV10エンジンがベースで、高回転コンセプトも共有している。この高回転型のエンジン特性、高性能自然吸気エンジンはBMW M社が製造している。

エンジンの技術的特徴は、10気筒、排気量5リッター、507馬力の出力、520Nmの最大トルク、そして8250rpmの最高エンジン回転数だ。BMW M社のMモデルである『M5』、『M6』、『M6カブリオレ』の0-100km/hまでの加速は5秒以内だ。

このエンジンの優れた技術的特徴は、ねじれ剛性に優れたベッドプレート構造、重量の最適化された完全なスリッパーピストン、均一な温度管理のクロス・フロー・クーリング・コンセプトのアルミニウム製シリンダーヘッドなどだ。また、このエンジンにも可変カムシャフト制御システムであるダブルVANOS、レーシン・カーと同様のシリンダー個々に独立したスロットル・バタフライ、強力な横方向のG(加速度)を受けても確実なオイル供給が可能なシステムなども備わっている。

《レスポンス編集部》

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