太平洋工業は、業績が好調に推移しているため、中間期と期末の配当を当初の計画よりも増配すると発表した。
同社は主にトヨタ自動車に部品を納入しているサプライヤーで、タイヤバルブや車体プレス部品を生産している。トヨタの生産拡大に伴って、同社の受注も好調に推移しており、業績も好調に推移している。
このため、中間期の配当を前回予想よりも1株当たり1円増の5円に増配する。前年同期との比較では2円増配となる。
また、期末の配当も前回予想の4円から、前年同期と同じ5円とする。年間配当は前年同期よりも2円増の10円になる見通し。