【新聞ウォッチ】ソフトバンク、「予想外割」トラブルも「予想外」

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2006年10月30日付

●ソフトバンク、また停止、携帯会社変更処理能力超す、総務省 究明指示、ドコモ・KDDI文書で抗議(読売・1面)

●ベトナムへ投資ブーム、日本企業相次ぎ進出(読売・7面)

●大手鉄鋼賃上げへ(読売・7面)

●安藤(トヨタ自動車)復活V フィギアスケート(朝日・1面)

●ディーゼル車、日産、米に2009年投入, 大型ピックアップ車で(日経・9面)

ひとくちコメント

携帯電話会社を変えても番号を継続できる「番号ポータビリティー」(番号継続制度)が始まったばかりだが、ソフトバンクモバイルは携帯電話の新規契約や変更申し込みが殺到したため、28日と29日の2日連続で受け付け業務の停止に踏み切った。きょうの読売と産経が1面トップで報じたほか、各紙も大きく取り上げている。

ソフトバンクによると、「利用者の情報を管理するシステムの処理能力が限界に近づき、事務処理も追いつかなくなったため」という。ソフトバンクは、新制度開始直前に、超低価格の「予想外割」という新料金プランを発表するなど、NTTドコモとKDDI(au)を追随する奇襲作戦に乗り出した。

携帯電話料金が「高すぎる」と感じる消費者は多い。、ソフトバンクの低価格戦略は価格引き下げの呼び水になるとみて大歓迎なことだけに「予想外」のシステム障害で信頼性を失うことは残念である。

《福田俊之》

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