チャイルドシート搭載するも不使用か 男児重傷

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22日午後、兵庫県篠山市内の舞鶴若狭自動車道下り線で、乗用車が道路左側に逸脱してガードレールに衝突。スピンしながら弾き飛ばされ、中央分離帯にも衝突する事故が起きた。この事故で1人が死亡、生後8カ月の男児を含む2人が重傷を負った。

兵庫県警・高速隊によると、事故が起きたのは22日の午後0時30分ごろ。篠山市草野付近の舞鶴若狭自動車道下り線で、33歳男性の運転する乗用車が路肩方向に逸脱。そのまま道路左側のガードレールに衝突した。クルマは弾き飛ばされてスピン。そのまま中央分離帯にも衝突、大破している。

この事故によって助手席に同乗していた29歳の女性が車外に投げ出され、近くの病院に収容されたが約2時間後に全身強打で死亡。後部座席に同乗していた生後8カ月の男児も車外放出されたが、足の骨を折る重傷を負った。なお、後部座席にはチャイルドシートが設置されていたが、事故当時には使用していなかったとみられている。

現場は見通しの良い直線区間。警察ではハンドル操作ミスが事故の原因とみている。

《石田真一》

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