日本EVクラブ企画の中学生ハイブリッド教室「ハイブリッド車をつくろう!」の第5回が21日、東京都立総合工科高等学校にて開かれた。
今回はシャシー部分の組み立て、前回組み立てた動力システム(エンジン、モーター、発電機)、サスペンション、タイヤをフレームに取り付ける。
参加している生徒は、前回は着けるのに手間取っていたエプロンもちゃんと着けられるようになり、気のせいか道具も危なげなく使いこなしているように感じられた。
作業は、まず部品を前にしてどのように取り付けるものなのか完成したイメージをつかむため、パーツを仮組み、サスペンションの役割を確かめるため、どのような動きをするのか、スタッフの方が部品を使って身振り手振りで動きを表現したり、体重をかけてダンパーの上に乗って見たりと、体を使って機能を伝えていた。
組みあがった、動力システム、タイヤ、サスペンションをフレームに取り付けシャシーが完成した。
出来上がったシャシーが作業台から降ろされ、タイヤが地面に着いた瞬間、さっきまでバラバラの部品にしか見えなかったモノがみごとクルマになってしまった。
早く完成を見てみたいところだが次回の作業までは少し間をおいて、EVフェスティバルに参加(11月3日)し、そこで制作中のハイブリッドカーを展示する。