車外放出で死亡した女性、後続車にもはねられた?

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20日早朝、福井県鯖江市内の北陸自動車道下り線で、走行中のトラックに対し、後続の軽乗用車が追突する事故が起きた。同乗者が車外に投げ出されて死亡したが、警察では後続車にはねられた可能性もあるとして調べを進めている。

福井県警・高速隊によると、事故が起きたのは20日の午前4時55分ごろ。鯖江市鳥羽町付近の北陸自動車道下り線で、35歳の男性が運転する軽乗用車が前を走る普通トラックに追突した。

クルマは大破し、助手席に同乗していた32歳の女性が車外に投げ出された。女性は市内の病院に収容されたが、頭部強打などが原因で事故から約3時間後に死亡。運転していた男性も顔面骨折の重傷を負った。

当初、女性のケガは車外放出が主たる原因と考えられたが、追突されたトラックの運転手が「追突直後、軽乗用車の後ろにいた乗用車も停止したが、直後に走り去った」などと証言。車外放出時のケガとは考えられないものもあることから、警察では車外放出後に別のクルマにはねられた可能性も視野に入れ調べを進めている。

《石田真一》

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