ホンダが発表した2006年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比13.7%増の5兆2305億円、営業利益が同19.1%増の3330億円となり、過去最高となった。
期中の四輪車販売台数は、同6.3%増の178万台だった。国内は同6.6%減の32万7000台だったが、海外が同9.7%増の145万3000台と好調だった。特に主力の北米が同6.5%増の86万7000台と好調だったほか、中国が好調でアジアが同18.4%増の31万6000台だった。欧州、その他地域も順調に推移した。
二輪車は、アジアが好調で販売台数は同2.5%増の519万6000台と依然として順調だった。このほか、金融サービス事業や汎用事業も好調で、増収増益で、増収増益となった。
税引前利益は同10.3%増の3137億円、中間期純利益が同11.0%増の2443億円とともに、過去最高だった。
通期の見通しは、売上高が11兆円と初めて、10兆円を超える見通し。営業利益は同5.6%減の8200億円、税引前利益が同8.5%減の7450億円、最終利益が同7.0%減の5550億円と減益になる見通し。