警官をひき逃げした男、危険運転致傷で逮捕

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今月13日、川崎市高津区内で捜査中の警察官をひき逃げしたとして、神奈川県警は17日、22歳の男を危険運転致傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。男は自ら出頭。「怖くなって逃げた」と容疑を認めているという。

神奈川県警・高津署によると、事件が起きたのは13日の午前4時45分ごろ。川崎市高津区諏訪2丁目付近の市道で、捜査のために越境してきた警視庁・玉川署に所属する49歳の男性巡査長が青信号に従って道路を横断していたところ、信号無視をして進行してきた乗用車にはねられた。巡査長は打撲などで全治2週間程度の軽傷を負った。

クルマはそのまま現場から逃走しており、警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始していたが、16日夜になってから22歳の男が「自分がやった」と神奈川県警・川崎署に出頭。確認を取った後に高津署へ移送し、17日未明に逮捕した。

男は信号待ちのために停車していたトレーラーを対向車線側から追い抜いており、警察ではこうした行為を悪質と判断。業務上過失傷害ではなく、危険運転致傷を適用している。

《石田真一》

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