「俺のクルマを追い越した」と因縁つけた男は飲酒運転

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15日深夜、京都府久御山町の国道1号で、クルマの進路を巡る交通トラブルから男性が殴られる事件が起きた。暴行を加えた男は酒に酔った状態でクルマを運転しており、警察ではこの男を暴行と酒気帯び運転の容疑で逮捕している。

京都府警・宇治署によると、事件が起きたのは15日の午後11時5分ごろ。「クルマで追い抜かれたと因縁をつけられ、酒に酔った男から顔面などを殴られた」との通報が寄せられた。同署員が現場となった久御山町森付近の国道1号に急行。怒鳴り続けている56歳の男を発見し、身柄を確保した。

男は一目で「酒に酔っている」とわかる状態。その後に行われたアルコール検知においては、呼気1リットルあたり0.4ミリグラムのアルコール分を検出。本人がクルマを運転していたことを認めていたため、16日未明に暴行と道交法違反の容疑で逮捕した。

男は国道1号を走行中、別のクルマに追い抜かれたことを激怒。このクルマを執拗に追いかけ、停止したところで運転者に因縁をつけた。被害を受けた33歳の男性は仲裁に入った際に殴られたという。逮捕された男は飲酒運転については容疑を認めているが、暴行については否認している。

《石田真一》

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