対向車線に逸脱、3人死傷 雨でスリップか

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1日午後、千葉県東金市内の東金九十九里有料道路で、走行中の乗用車が対向車線側に逸脱し、対向車線を順走してきたRVと正面衝突する事故が起きた。乗用車は衝突によって大破。乗用車側の3人が死亡や重傷、RV側の3人が軽傷を負っている。

千葉県警・東金署によると、事故が起きたのは1日の午後2時10分ごろ。東金市一之袋の東金九十九里有料道路で37歳の男性が運転する乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきたRVと正面衝突した。

衝突によって乗用車は大破。助手席に同乗していた62歳の男性が全身強打で間もなく死亡。運転していた男性と、後部座席に同乗していた61歳の女性が骨折などの重傷を負っている。RV側の男性3人は打撲などの軽傷を負い、病院に収容されて手当てを受けた。

現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。事故当時は雨が降り始めた直後で、路面は滑りやすい状態にあったという。警察では乗用車を運転していた男性の回復を待ち、業務上過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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