ホンダが発表した8月の四輪車の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年同月比4.9%増の28万7005台で、8月としては過去最高となった。
国内生産は同11.8%増の9万278台と3カ月連続でプラスだった。輸出が大幅に伸びたため。
国内販売は同7.7%減の4万5723台と落ち込んだ。『ゼスト』効果で、軽自動車は好調だったものの、登録車販売が落ち込んだ。
輸出は同30.5%増の4万3440台と、大幅に増えた。北米向けが倍増近く増えたのが主因で、欧州向け、アジア向けは海外生産シフトで落ち込んだ。
海外生産は同2.1%増の19万6727台で、8月として過去最高だった。欧州は低迷し、北米は横ばいで推移したものの、アジアが同10.3%増となったほか、その他地域も同37.9%増となり、好調だった。