飲酒運転の高校生、重傷ひき逃げ事故を起こす

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18日深夜、愛知県南知多町内の国道247号で、道路左側の路肩で自転車を押しながら歩いていた男性が、後ろから走ってきたクルマにはねられて重傷を負う事故が起きた。クルマはそのまま逃走したが、警察では後に17歳の男子高校生を逮捕している。

愛知県警・半田署によると、事故が起きたのは18日の午後11時40分ごろ。南知多町豊浜草花付近の国道247号で、道路左側の路肩で自転車を押しながら歩いていた67歳の男性が、後ろから走ってきたクルマにはねられた。男性は数メートル弾き飛ばされ、胸部骨折などの重傷を負ったが、クルマはそのまま現場から走り去った。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。事故を起こしたとみられる軽乗用車が現場から3kmほど離れた地点で側溝に脱輪し、立ち往生しているクルマを発見。付近で原付バイクに3人乗りをしていた少年たちに職務質問を実施したところ、このうちの1人である17歳の少年がひき逃げの事実を大筋で認めた。

続いて行われたアルコール検知において、呼気1リットルあたり0.35ミリグラムのアルコール分を検出したため、業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び、無免許、ひき逃げ)の容疑で逮捕した。少年は「友人の結婚式の二次会で酒を飲んでいた」と供述しているという。

《石田真一》

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