「GDP2006」Design Communicationステージプレゼンテーションで日産自動車は「NISSAN+CONRAN」と題し、デザイン本部カラーデザイン部部長の牧野克己さんがプレゼンテーションを行った。
「何故『Plus CONRAN』なのかと言うと、英国のコンランデザインと日産デザインとのチームワークによるデザイン開発だからです。コンランが提案している、機能的で生活を楽しく豊かに彩るデザインスタイルを、カーデザインに取り入れることを目指しました」
「『マーチプラスコンラン』では、ボヘミアン調のモダンファッションスタイルがデザインコンセプトです。花や葉の影がシートに映りこんだようなロマンチックなイメージをデザインしました」
「『キューブプラスコンラン』では、インテリアに映えるモダンファニチャーのようなレッドレザーシート、シボに頭汚し加工を施したオーセンティックなブラウンレザーシートを採用しました」
「『ラフェスタプラスコンラン』では、家族と出かけるイングリッシュスタイルのピクニックをイメージしました。楽しいマルチカラーストライプがパターンテーマです。滑らかな触感のパールスエードとジャガード織物のコンビシートを採用しました」
プレゼンテーション途中、セバスチャン・コンランのビデオが流れ「キューブには現代のクルマとして知性があります。マーチのデザインは木の葉が映し出す影から、インスピレーションを得ました。ラフェスタのデザインでは、子供の視点を積極的に取り入れています」と、「プラスコンラン」のデザインを解説した。