大分県職員、飲酒原因の当て逃げ

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2日深夜、大分県大分市内の県道で、走行中の乗用車が中央分離帯に設置された街路灯などに衝突する事故が起きた。クルマはそのまま逃走。警察は3日未明に大分県職員の女を道路交通法違反(酒気帯び運転、事故不申告)容疑で逮捕している。

大分県警・大分中央署によると、事故が起きたのは2日の午後11時10分ごろ。大分市勢家町付近の県道を走行していた乗用車が中央分離帯に乗り上げて街路灯などに衝突。これを大破させた。

クルマはそのまま逃走したが、後続車の運転者がナンバーを目撃しており、警察では当て逃げや器物損壊の容疑で捜査を開始。3日未明に同市内に在住する大分県職員(課長補佐級)の女が事故に関与したと断定。任意で事情を聞こうとしたが、同署員が女の呼気が酒臭いことに気づき、アルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.49ミリグラムを超えるアルコール分を検出。道交法違反容疑で逮捕した。

女は別府市内の飲食店において、午後7時30分ごろから3時間に渡ってワインなどを飲み、帰宅する最中だった。調べに対して女は「気が動転して逃げた」と話しているという。

《石田真一》

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