エレベーターに閉じ込め ペダル踏み違えのクルマが衝突

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8月28日午後、富山県富山市内にある市営の有料駐車場で、ペダル操作を誤って急発進したとみられる乗用車が利用者が使うエレベーターのドア部に突っ込む事故が起きた。この事故によってエレベーターが緊急停止。男性1人が約30分に渡って閉じ込められたが無事だった。

富山県警・富山署によると、事故が起きたのは8月28日の午後2時30分ごろ。富山市桜町付近にある市営の有料駐車場で、1台の乗用車が急発進し、そのまま駐車場の利用者が使うエレベーターのドア付近に衝突した。

このエレベーターは事故当時、男性1人が乗っていたが、ドア部が壊れたことで進行できなくなって緊急停止。かごは1階と2階の中央付近で立ち往生した。通報を受けた消防などが救出活動を行った結果、男性は約30分後に助けだされた。この男性にケガはなかったが、クルマは小破し、運転者が打撲などの軽傷を負って、近くの病院に収容されている。

現場はJR富山駅前の繁華街に位置しており、利用者の多い駐車場。エレベーターのドアにクルマが衝突し、かごの運行が停止するという事故は極めて珍しいという。

《石田真一》

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