8月28日未明、群馬県桐生市内の県道で、原付バイクと乗用車が正面衝突する事故が起きた。原付バイクを運転していた男性が重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。警察では後に出頭してきた19歳の少年を緊急逮捕している。
群馬県警・桐生署によると、事故が起きたのは8月28日の午前2時35分ごろ。桐生市川内町付近の県道で、直進中の原付バイクが交差点を左折してきた乗用車と正面衝突した。バイクを運転していた男性は両足の骨を折る重傷を負ったが、クルマはそのまま現場から走り去った。
警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、約1時間後に近所に住む19歳の少年が家族に付き添われて出頭。「怖くなって逃げた」と容疑を認めたため、業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。
調べに対し、少年は「左折したら目の前にバイクがいた。止まろうとしても間に合わなかった」などと話しているという。