7月28日夜、山梨県笛吹市内の国道137号で、乗用車が対向車線側に逸脱。そのまま道路右側の歩道に突っ込む事故が起きた。運転していた男性は収容先の病院で死亡したが、警察では疾病で意識を失ったことが逸脱の原因とみている。
山梨県警・笛吹署によると、事故が起きたのは7月28日の午後7時30分ごろ。笛吹市一宮町竹原田付近の国道137号で、62歳の男性が運転する乗用車が緩やかな左カーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側の歩道に乗り上げた。
クルマは植栽に突っ込む状態で立ち往生。通報を受けた同署員が現場へ急行した際には男性の意識はすでになく、甲府市内の病院に収容されたが、約20時間後の7月29日午後に死亡している。
男性の体に事故によって生じたような外傷は無く、死因も不整脈を起因とする心不全とみられることから、警察では男性が運転中に心疾患で意識を失い、コントロールを失ったまま逸脱事故を起こしたものとみている。