ひき逃げしたクルマ、海に遺棄されているのが発見される

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7月28日未明、静岡県伊豆の国市内の市道で、右折しようとしていた原付バイクと直進の乗用車が交差点で出会い頭に衝突する事故が起きた。クルマはそのまま逃走。約30分後に9kmほど離れた海に遺棄されているのが発見されている。警察では悪質なひき逃げ事件として捜査を開始した。

静岡県警・大仁署、沼津署によると、事故が起きたのは7月28日の午前3時25分ごろ。伊豆の国市原木付近の市道で、17歳の男性が運転する原付バイクが交差点で右折しようとしたところ、直進してきた乗用車と出会い頭に衝突した。衝突速度が高かったためか、男性は約10m弾き飛ばされ、背骨や足の骨を折る全治3カ月以上とみられる重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。

大仁署は重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、事故から約25分後の午前3時50分ごろ、沼津署に対して「船着き場にクルマが沈んでいる」との通報が寄せられた。同署員が沼津市西浦久連付近の現場に急行。沈んでいるクルマを確認して引き揚げ作業を行ったが、運転者の姿は無かった。クルマは前部が大破しており、問い合わせの結果、これが伊豆の国市内でひき逃げ事故を起こしたクルマと同一であることが、事故現場に落ちていた部品と照合の結果として判明。

このため両署ではひき逃げ事故の容疑者が証拠隠滅のためにクルマを海中に遺棄しようとしたと判断。逃走中の目撃者などがいないかどうか聞きこみ捜査を行っている。クルマは大きく改造されたスバル『レガシィ』で、事故によって前照灯が完全に破損。点灯しない状態だったことから「逃走中はかなり目立っていた」可能性が高いと見ている。
《石田真一》

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