日産ディーゼル第1四半期連結決算、原材料価格高騰などで大幅減益

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日産ディーゼル工業が発表した2006年度第1四半期(4−6月期)の連結決算は、売上高が前年同期比2.1%増の1056億円、営業利益が同19.2%減の49億円となり、増収減益となった。

国内のトラック全体需要は、ディーゼル排出ガス規制強化による代替特需は依然として根強く、同社の国内販売台数は同10.4%増の3643台と好調だった。海外市場でも中東、アフリカ向けが好調で、海外売上は大幅増だった。しかし、日産自動車向けの売上は同26.3%減だった。

収益面では、売上増と合理化があったものの、前期に計上した技術供与収入が無くなったほか、原材料価格の高騰、開発費の増加で減益となった。経常利益も同22.2%減の49億円、当期純利益が同67.8%減の19億円だった。

通期の業績見通しは据え置いた。

《レスポンス編集部》

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